Utopiaには、外部プラグインを追加しなくても使えるAIアシスタント機能「AI Studio」が標準で搭載されています。
執筆のサポートだけでなく、メタディスクリプションの一括生成や、画像ALTテキストの自動作成、読者が記事に質問できる機能まで、一つの管理画面から設定できるのが特徴です。
この記事では、AI Studioで実際にできることを整理して紹介します。
APIキー持ち込み型だから、データの扱いが分かりやすい
AI Studioは、OpenAI互換のAPI(Groq、OpenRouter、Azure、ローカルLLMなど)を自分で選び、そのAPIキーを登録して使う「持ち込み型」の仕組みです。
登録したAPIキーはそのサイトにのみ保存され、Utopiaのサーバーには送信されません。
どのAIサービスを使うか、費用をどこまでかけるかを自分でコントロールできるのは、テーマに外部サービスが強制的に組み込まれているタイプの機能とは違うポイントです。
ブロックエディターで執筆をサポート
AI Studioを有効化すると、ブロックエディターの編集画面にAI Studio専用のパネルが表示されます。
投稿の作成中に、そのままAIの執筆支援を呼び出せるため、下書きから公開までの作業を一つの画面で完結させやすくなっています。
メタディスクリプションをまとめて生成
SEO対策として欠かせないメタディスクリプションも、AI Studioから一括生成が可能です。
投稿・固定ページ・ランディングページを対象に、メタ未設定の記事だけを絞り込んで一覧表示し、AIが提案した内容を確認してから適用できます。
一件ずつ手作業で入力する手間を減らしつつ、内容を必ず自分の目でチェックしてから反映する流れになっているため、意図しない文章がそのまま公開される心配もありません。
画像のALTテキストも自動作成
アクセシビリティやSEOの観点で重要なALTテキストについても、Vision対応モデルを使って自動生成できます。
メディアライブラリの画像を選んで一括生成する方法のほか、メディアライブラリの各画像から個別に「AIでALT生成」を実行することも可能です。
さらに、ALTが空のまま画像をアップロードした際に自動生成する設定もあり、入れ忘れを防ぎたいサイトに向いています。
「この記事に質問」で読者の疑問にその場で答える
投稿ページには、読者がその記事の内容についてAIに質問できる「Ask AI」のフローティングボタンを表示する機能もあります。
APIキーを使って動作し、レート制限もかけられるため、想定外のコストが発生しにくい設計になっています。
読者が知りたいことをその場で確認できる導線を用意したいサイトにとって、選択肢の一つになりそうです。
ブランドボイスで文章のトーンを統一
AI Studioには「ブランドボイス」という設定項目があり、トーン(フレンドリー、フォーマル、カジュアルなど)や、読者への呼びかけ方、想定読者、禁止ワード、使いたいフレーズなどを事前に登録できます。
ここで設定した内容は、メタディスクリプションやTL;DR、ALTテキスト、Ask AIの回答など、AI Studioが生成するすべての文章に反映される仕組みです。
サイト全体で言葉づかいをそろえたい場合に役立ちます。
TL;DR表示とオフライン時のフォールバック
投稿の本文上部に、内容を要約したTL;DRを表示する設定も用意されています。
保存済みのTL;DRがない場合でも、APIを使わずに本文から要約を自動作成する「オフラインTL;DRフォールバック」があるため、AIの利用設定をしていない状態でも要約表示自体は機能します。
まずはAPIキーを登録して有効化してみる
AI Studioは、管理画面の「Utopia」メニューから「AI Studio」を開き、使用するプロバイダーとAPIキーを登録するだけで有効化できます。
執筆支援やメタ生成、ALT作成などをまとめて試したい方は、まず自分が使いたいAPIサービスのキーを一つ用意して、AI Studioの設定画面から登録してみてください。
